だまらん

さあ、走ろう。

スパトレイル・リタイアしました

スパトレイル72km行って来ました。

結果はタイトルの通り。残念ながら34.4kmの第2エイド・野反湖キャンプ場管理事務所でリタイアしました。

赤矢印の部分、ほぼ真ん中ぐらいまでは来ていました。

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リタイアの原因。
確定ではないですが「食あたり」でしょう。

何の食べ物が悪かったのか。
何となく、アタリは付いているのですが、確定ではないのでここでは触れずにおきます。

要するに。
アレ食わなきゃよかった!

そりゃ悔しいわ。
いま、足腰は疲労感なく、ピンピンしてますからね。
そのかわり、胃とお腹は疲労感ありまくりで、まだゴロゴロしていますよ。

 

あ、一つだけ記載しておくと、旅館の食事は全然問題ありません。むしろ素晴らしい料理でした。

 

 

レースを振り返るというかなんというか。


■スパトレイル大会運営
中之条駅から受付会場までのシャトルバス、受付場所での対応、ブリーフィング、記念品受け取り、各温泉宿泊地までの送迎。
ホント皆さん頑張ってる。参加費、採算取れてるかなあというところまでちょっと心配……。

あやめや旅館
ステキな旅館でした。
温泉も料理も素晴らしく、おかみさん他スタッフの方も感じの良い方ばかりで、くつろげました。
一度、四万温泉には、レースとは別で観光で来たことがあり、こことは別の旅館でしたが、同じようにリラックスできたのが印象的。四万温泉はホント良い場所です。


■スタート
56km72kmの部は四万温泉から、朝5時スタート。38kmの部は野反湖から10時。順調にいけば、38kmのスタート地点に10時前について先行するようなレースプラン。
気温は15度ぐらい?前日の雨も上がっていいコンデイション。

※少々気になっているのは胸のつかえ。朝ごはんが思ったより消化が予定通りでないこと。食べ過ぎたか?と思っていた。


町道林道の上り
スタートしてから11kmで600mの上り。舗装と未舗装を繰り返しながら上っていく道。イメージとしては、富士登山競走のロード前半よりややキツめ、馬返しの直前ほどではないキツさ。少しずつ前を抜いていく感じ。
全体の250位ぐらいというお知らせを受ける。

※距離が長いので抑え目で行っているつもりだが、思ったよりはスピードがあがらない。途中少々、予定外で歩きもした。あと、何故か全身びっしょり。

 

■給水所から第一エイド、トレイル入る

給水所からは下り林道。幾分スピードが出てくる。膝に負担をかけないよう上下動を押さえてた走りを心掛ける。道路が荒れてないので、走りやすい。21km第一エイドを越えるといよいよトレイルモードに。
前日の雨で少々ドロドロしているところはあるけれど、全般的には走りやすい良いトレイルです。

※第一エイドで食べたバナナがまた胸でつっかえるイメージ。というか気持ち悪い。というか、上りでゼーハー息が荒いの俺だけ?上りの歩きで前に置いてかれてる。というか気持ち悪い。というか吐く。

 

野反湖湖畔
もう平坦な道も走れない。次のエイドで回復しなかったらリタイアしようとぼんやり思いはじめました。
野反湖はガスっていて全体像が見えなかったが、湖畔沿いまで下りてくると少々晴れて色々見通せました。
あと3km。脚は全然使ってないので、前には進める。お腹はどうなるか。

どんどん抜かされて、最後は「完走案内ペースランナー」にも抜かされたので、覚悟を決めました。

■第二エイド
途中、登山客の団体とすれ違った時、聞かれました。

「何時から走ってるの?あとどのぐらい走るの?」

「制限時間は13時間なので、18時までにゴールするんです。」
と答えた時、「自分はこの先で止めるんですけどね」とまでは流石に言えなかった。

予定では、38kmのスタート前に通過する予定でしたが、辿り着く前にスタートの号砲を聞きました。
号砲後4分、第二エイド到着。

 


食べるものを食べる。

 


トイレに行く。

 


そして休む。

10時4分到着で、関門閉鎖は11時30分。
少々考えて、11時になってダメだったら、リタイア申告しよう。


不思議な感覚でした。
リタイアって、足が痛い、膝が痛い、腰が痛い、もう走れない。というイメージでした。脚はピンピンなのに、内臓のモヤモヤ。

こんな事でもリタイアするんだなと。

 

午前11時。リタイア申告。


ジョギングを始めて12年。初めての自己申告リタイアでした。

 

 

※たぶんもうちょっと続きます。